静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

昨日から今朝にかけて、気象状況についてのお見舞の
メールやお電話をたくさんいただきました。
お心遣い、ありがとうございます。

こちら浜松は、絵に描いたような台風一過の穏やかな晴天で
むしろ、北関東地方が 今大変なことになっているようです。
お見舞申し上げます。

私と言えば、皆さんの思いもなんのその。
昨夜は ジャズライブを　きままに愉しんでおりました。(・ω・)＼バシッ

十数年ぶりの 綾戸智恵 直近ライブは、既にアップしたように
実に愉しくも熱い　見事な ジャズパフォーマンスでした。

何を話し出すのか　 何を歌うのか さらに どう唄うのか
それらは、そのときになってみないと 皆目判らない・・・
と 心底思わせる得心のステージ。
ライブに接した者だけが、心に感じ 得られる 賜物なのでしょう。


さて、まだまだ紹介しきれていない ひやおろしの数々。



山内杜氏(さんないとうじ)の高橋藤一氏が醸す、秋田県由利本荘市
齋彌酒造店の雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)。

この蔵のお酒は、定番の品がほとんど品切れ状態とか。
季節商品である ひやおろしの入荷で、久しぶりの純米吟醸の入荷です。

◆雪の茅舎 純米吟醸生詰 ひやおろし 26BY

香りは ほのかに白桃やいちじくの果実系。
含むと、キリッとした酸が一瞬顔を出し、すぐに消えて
バランスのとれた落ち着いた旨みが広がります。

鼻に抜ける香りは、軽快で美麗。
後口は流麗にキレ、きめの細かな余韻を残します。


◆雪の茅舎 山廃純米 ひやおろし 26BY

香りはかすかなれど、和リンゴとも、乳清や木の実の香りとも表現。
山廃仕込みによる酸の高さはあるものの、それは雅な味わいとして
味のふくらみと喉ごしのキレを演出し、スマートな余韻を残す
飲み応えのある純米となっています。

このまま常温も良し、燗もまた味わいのバランスが取れてお奨めです。

どちらも、秋の味覚を見事に引き立ててくれることでしょう。