静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

今朝ランは１０日ぶりの中田島１５キロ。
完走が目標につき、スローで。
汗ダーダー 夏はきついです。

さて、去年の１１月２１日のブログに
NHKカルチャー 志太泉 望月社長をお招きして
という記事があり、教室での様子をレポートしています。

一部を抜粋すると

先先代の時代 それは昭和初期の頃らしいのですが
ラヂオ正宗 という銘柄でお酒を販売していたそうです。

なぜ ラヂオ なのかと言うと
当時 村でラヂオがあったのは志太泉さんだけだったから・・・

社長ご自身は、痛い話なんですが と笑顔で話されていました。

もう一つ興味深いのは 新しい造りにチャレンジされるというお話。
具体的なことはまだ明らかに出来ませんが、とても楽しみです。

というのがあったのですが、この話題が商品として現実のものとなりました。

◆志太泉 純米吟醸 ラヂオ正宗

まず ラヂオ正宗という銘柄が ７０数年ぶりに復刻。
そして、 新しい造り というのが きもと造り のこと。

戦前にこの銘柄で実際に生もとのお酒を造っておられた
という歴史があるそうで、それがラヂオ正宗たったというのは
定かではないようです。
なぜなら、当時は　志太泉、ラヂオ正宗など４つの銘柄があったとか。

いずれにせよ、 復刻醸造 というわけです。



酒質ですが、
生もとらしく香りは穏やかでかすかに乳清の香気。
含むと酸は穏やかで、志太泉らしいすべすべとした感触が印象的。
鼻に抜ける香りは上質の和菓子のよう。
後口の余韻に生もとらしい味の幅を残します。

静岡生もと　というのがあるとすると、まさにそんな感じで、白隠正宗
の生もとにも近いようで、最初のアタックなど少し違う面もあります。

まずは一度お試しあれ。

◆志太泉 純米吟醸 ラヂオ正宗