2006年08月26日09:57
酒とジャズの日々 とタイトルしていながら、酒の話題がないことに
ハタと気づいた。
で、最近のお気に入り及びお奨めを紹介します。
南 純米吟醸無濾過原酒 山田錦一回火入れ 17BY
1.8L 3360円
原酒のまま無濾過で瓶詰、一回火入れで瓶貯蔵した、いわゆる
“ひやおろし”と同じ設計です。
香りはフルーツリキュールの如く、スイート系の溌剌とした印象。
つまり、あのカプロン酸系の香りが少し感じられのです。
地酒ファンの中では、このカプロン酸系の香り、あまり評価されません。
私が思うに、バランスの問題なんですね。カプロン酸系の香りそのものが
悪いのではなく、この香りが強すぎると他の個性を殺してしまうので、
ほどほどに存在すれば良いのです。ところが、飲んだあとに、いつまでも
引きずる酒が多いので、嫌われてしまうのです。
そこで、この南ですが、口に含むと、甘みよりも、原酒としてはやわらかな
酸味と、軽快な味の拡がりが心地よく感じられ、鼻に抜ける香りは、
カプロン酸系の香りではなく、大吟醸クラスの上質感があります。
後口は、山田錦ならではのキレの良さと、一回火入れによる瓶貯蔵から来る
落ち着き、そして旨みの余韻を覚えます。決してあとにプンプンと引きずる
ことはありません。火入れ後の熟成が、味に落ち着きをもたらしています。
これだけの味わいの主張と、後半のキレの良さで、1.8L 3360円
この価格は、とてもお値打ちな1本と言えるでしょう。
ところで、お酒が売れるには、いろんな切り口があるのです。
もちろん、中身が評価されて売れるのが一番ですが、たまにあるのが
酒名=人名 で売れる という事実。
この南も、全国の南さんから、時々注文をもらいます。
先日も、結婚式の2次会で配りたいからと、20本を東京のレストランに
お送りしました。
この 酒名=人名 というパターン 他にもいろいろあります。
このネタで、ブログが何回か書けそうです。
南 純米吟醸無濾過原酒 山田錦≫
カテゴリー │酒
酒とジャズの日々 とタイトルしていながら、酒の話題がないことに
ハタと気づいた。
で、最近のお気に入り及びお奨めを紹介します。
南 純米吟醸無濾過原酒 山田錦一回火入れ 17BY
1.8L 3360円
原酒のまま無濾過で瓶詰、一回火入れで瓶貯蔵した、いわゆる
“ひやおろし”と同じ設計です。
香りはフルーツリキュールの如く、スイート系の溌剌とした印象。
つまり、あのカプロン酸系の香りが少し感じられのです。
地酒ファンの中では、このカプロン酸系の香り、あまり評価されません。
私が思うに、バランスの問題なんですね。カプロン酸系の香りそのものが
悪いのではなく、この香りが強すぎると他の個性を殺してしまうので、
ほどほどに存在すれば良いのです。ところが、飲んだあとに、いつまでも
引きずる酒が多いので、嫌われてしまうのです。
そこで、この南ですが、口に含むと、甘みよりも、原酒としてはやわらかな
酸味と、軽快な味の拡がりが心地よく感じられ、鼻に抜ける香りは、
カプロン酸系の香りではなく、大吟醸クラスの上質感があります。
後口は、山田錦ならではのキレの良さと、一回火入れによる瓶貯蔵から来る
落ち着き、そして旨みの余韻を覚えます。決してあとにプンプンと引きずる
ことはありません。火入れ後の熟成が、味に落ち着きをもたらしています。
これだけの味わいの主張と、後半のキレの良さで、1.8L 3360円
この価格は、とてもお値打ちな1本と言えるでしょう。
ところで、お酒が売れるには、いろんな切り口があるのです。
もちろん、中身が評価されて売れるのが一番ですが、たまにあるのが
酒名=人名 で売れる という事実。
この南も、全国の南さんから、時々注文をもらいます。
先日も、結婚式の2次会で配りたいからと、20本を東京のレストランに
お送りしました。
この 酒名=人名 というパターン 他にもいろいろあります。
このネタで、ブログが何回か書けそうです。