イタリアンと合わせる日本酒の会②
2024年8月4日 広沢のイタリアンのお店
イルボスケットさんにて 日本酒の会を開催しました。
今回で2回目となるのですが、前回開催の情報を
お聞きになったイルボスケットの常連さんたちが
是非またやって欲しい との要望を受けての開催です。
ですから私はどんなお客様が見えるのか全く分からないのですが
そこは狭い浜松 お知り合いが何人かいらっしゃいました。
当日の日本酒ラインナップ 右から提供順
①醸す森 純米大吟醸 山田錦40生酒
②山城屋 “アルチザン” 純米吟醸 直汲み火入
③英君 純米吟醸 夏の白菊
④白露垂珠 純米大吟醸原酒 改良信交44
⑤白露垂珠 純米大古酒 COSHCOSH亀の尾
⑥蓬莱 純米大吟醸 極意傳
最初のお料理は
お魚の惣菜盛り
マジャク(小ぶりのシャコ)のフリット
薄切りマダコの煮凝り
カツオのアフミカート(スモーク)
シャコは皮も柔らかくそのまま召し上がれます。
真蛸の煮凝りは歯ごたえが絶妙。
カツオをイルボスケット風にスモークしたもの。
いかにもイタリアン
合わせるお酒は
醸す森 純米大吟醸 山田錦40生酒
ワイングラスにてお出ししました。
最初は良いお酒を ということで山田錦40をセレクトした
のですが甘さが強く むしろ
60%精米の純米吟醸で十分だったかもしれません。
二番目のお料理は
野菜の惣菜盛り
ナスのマリナート
パプリカの酢漬け ペペロナータ
京みのり(ししとう)の トマト煮アラビアータ
生ハム
合わせるお酒は
山城屋 “アルチザン” 純米吟醸 直汲み火入
やや辛口の穏やかな純米吟醸で
食中酒としての存在感を示していました。
このナスのマリナートは美味しかったです。
三番目のお料理は
フリット(揚げ物)
パンにモッツァレラを挟 んで卵液をくぐらせ揚 げた料理
モッツァレラインカロッツァ
お酒は 英君 純米吟醸 夏の白菊
一回目のときズッキーニの花のフリットに合わせたのが
エイキュン でしたので今回もフリットに合わせました。
モッツァレラチーズが中から顔を出し 白麹の酸との相性は
とても良かったです。
四番目のお料理は
お肉の惣菜盛り
牛肩ロースのイタリア式 コンビーフ
鴨胸肉のカルパッチョ
チョンチャ 仔牛胸腺(リードヴォー) のフリット
ここで3皿も出るとは想像していなく
かなりお腹がふくれました。
酒の肴としてはどのお料理も実によく出来ております。
特に仔牛胸腺(リードヴォー) のフリットは
いわゆるホルモン系のお料理で珍味でした。
合わせるお酒は
白露垂珠 純米大吟醸原酒 改良信交44
上質な口当たりのお酒で旨口のキレの良い1本でした。
五番目のお料理は
肉料理
地豚軟骨付きバラ肉の バルサミコ煮込み
合わせるお酒は
白露垂珠 純米大古酒 COSHCOSH亀の尾
前回は COSHCOSHの常温12年古酒でしたが
今回は冷蔵6℃での12年古酒
よって色はうっすらと琥珀色で味わいもマイルド
しかし肉料理にはとても相性が良かったです。
最後のお料理は
パスタ
本日野菜とボラのカラスミのリングイーネ
フィナーレのお酒は
蓬莱 純米大吟醸 極意傳
本日最高峰の各鑑評会で金賞を取った1本。
パスタに合わせる と言うより
デザートワイン的なポジションでした。
華やかな果実香と厚みのある味わい。
抜群のキレを誇るお酒は 各テーブルの
盛り上がりをアシストし いつ終わるのか
と心配になるぐらいに盛り上がりました。
イルボスケットのシェフと奥様も会話に参加し
ここまでで既に3時間を経過。
そこで強制終了 ではありませんが(笑)
若い人にお願いして 一丁締め で会をお開きとしました。
今回はボリュームたっぷりのお料理とお酒で
満足感に満ち溢れる晩餐となりました。
参加されたお客様
イルボスケットの林シェフと奥様
ありがとうございました。
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