七田寒熟山田錦
昨日の日曜は JR東海道線で由比駅下車
由比漁港の食堂にて 生桜えび丼を堪能。
港や漁船を見ながら食す丼もなかなか良いものです。
その後 薩埵峠を越えて興津まで約8キロ歩きました。
この峠は大昔から東海道の一部
海沿いの道は今でこそ一号線や高速などが通っていますが
そこが陸地になったのは幕末の安政地震からだそうです。
薩埵峠を登っているとランナーが一人
我々を追い越していったのですが
この坂を一気に走って登るなんて健脚だなあ・・・
でも良いトレーニングになりそうでした。
私は走りませんが(・ω・)\バシッ
さて 短期熟成生酒の 美味しい1本があります。
山田錦を七割五分磨きして醸された純米酒。
精米が低いことによる雑味の懸念は全くありません。
◆七田 純米七割五分磨き 山田錦無濾過生 寒熟
5BYの生酒を蔵の冷蔵庫にて生熟成させたお酒です。
これぞ山田錦と酵母と技の力。
芳醇な白桃やライチを想わせる芳香がかすかに立ちます。
微発泡もありつつトロッとした口当たりで
熟成生酒ならではの豊潤で綺麗な旨味が広がり
ジューシーな甘みのあとに
しっかりとした酸も返します。
その酸が心地よくビターに余韻として残り
やがて静かに霧散します。
新酒しぼりたて生酒との決定的な違いは
荒々しさの円寂
つまり まろやかさの生長 でしょう。
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