開運春陽火入 と 呑み切り
3月に発売されすぐに完売してしまった
春陽という低タンパクのお米で醸された純米酒
開運 純米酒 春陽 の一回火入酒が
720ml瓶のみですが入荷しました。
さっぱりとした微かな甘口の癒しの純米酒です。
◆開運 純米酒 春陽(しゅんよう) 5BY
低グルテリン(タンパク質)の米である
春陽(しゅんよう)を55%精米し
静岡酵母で醸し一回火入後半年間低温熟成。
香りはかすかにマスカット様のニュアンスを感じ取れ
含むと低アミノ酸(0.5)らしくさっぱりとした口当たりで
雑味の無い軽やかさが際立ちます。
鼻に抜ける香りと口中の奥に留まるきれいな旨みは
食中酒としての開運純米酒の真骨頂。
キリッと冷やしてするするとお飲みいただき
暑い季節でもお酒単体としてもお楽しみいただける
そんな癒しの純米酒です。
お早めにご利用ください。
さて 昨日8月6日 この春陽を醸す土井酒造場さんへ
夏恒例の 呑みきり 及び 呑み切り一番選定作業のため
伺いました。
蔵に到着すると 純米酒 10本 本醸造 8本 の試飲瓶が
机に用意されており、これらはタンク№ごとに少量ずつ採られたものです。
1本ずつ 香りと味わいを確認し 今年 令和5酒造年度のお酒を
選定します。
最初は本醸造から。
8種類の中から 参加メンバーが気に入ったお酒を2点選びます。
本醸造を選定するときの目安は 最初口に入れた時のアタックと
吐いたあとに口中に残る余韻の質と強弱を 私は基準にしています。
正直どのお酒も吟醸酒なみにおいしく 505 と 516の
2点に絞られました。
この2点を再度利き酒し挙手にて募ったところ
№505 が満場一致で決まりました。
ちなみに №505は 最初からこれだと目を付けていたお酒。
メンバーの価値観は今年も共通です。
続いて 特別純米酒。
純米は 10点の試料があり、まずはめいめい気に入ったお酒を
3点選び集計しました。
純米酒はどのお酒も大きな違いはなく3点選ぶのも苦労しましたが
私的には含み香の上品さ 雑味の少なさを基準にしました。
結果 酒がばらけ上位4点をまずは選び再度試飲です。
挙手の結果 №26 が最多得票で選ばれました。
今年の呑み切り一番は 9月の末に発売されます。
もうしばらくお待ち下さい。
最後に 波瀬正吉さんの故郷 能登から届いた西瓜を
切っていただき 皆で堪能しました。
ご馳走様でした。
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