山城屋 “アルチザン” 純米吟醸
毎日猛暑が続きます。
明後日ぐらいから梅雨が戻るようですが
この暑さは たまりません。
先週あたりまではエアコンを使わずにいましたが
さすがにこの暑さでは使わないわけにはまいりません。
皆様 ご自愛ください。
さて そんな暑さの中ご紹介するのは本日も日本酒です。
新たにお目見えした新潟県は栃尾にある越銘醸の「山城屋」
初回リリースのおりがらみ生はたいへん好評でしたが
今回は火入のお酒です。
ただしこのお酒 ただの火入ではありません。
なんと純米大吟醸がブレンドされており純吟も純大も
どちらも直汲みで取られています。
ですから精米歩合の表記は60%となっていますが
50%の純大が半分の割合で詰められているので
実際には55%ぐらいの純米吟醸です。
瓶詰めした早い段階で、人海戦術で瓶火入れをしてもらったために
終わった後に「来年はちょっと考えさせてください」
と蔵元が逡巡されたとか・・
ひょっとしたら 今年一回限りの登場となるかもしれません。
◆山城屋 “アルチザン” 純米吟醸 直汲み火入 5BY
山城屋というお酒は 本来全量生もと造り。
今流行りの華やかな味わいではなく
繊細で素材の旨みを引き出すことに重点をおいた酒質が特徴。
青りんごのような爽やかさを残しつつも
りんごや花の蜜のような上品さ
バナナや乳のようなマイルドな香りを兼ね備えたお酒です。
含んだ際のほどよいガス感と上品な甘み。
ミネラリーでみずみずしい印象のままやわらかく引いてゆく
その味わいは、あさりのパスタなどのイタリアンや
チーズなどの乳製品や発酵食品など
素材の味わいをより一層引き立てる素晴らしい食中酒
と言えるでしょう。
是非 お試しください。
関連記事