遊穂 年輪 THE SECOND

静岡酵母

2024年02月01日 13:25

最近お客様から 石川県のお酒置いてますか?

という質問をよくお受けします。

当店では UFO で有名な 羽咋市(はくいし)にあるお蔵

御祖酒造(みおや) さんのお酒しかありません。

実はこのお酒 昨年末に注文を出し 年明けに入る予定

だった品ですが、2月になってようやく入ってきました。

もちろん能登半島地震の影響で

お蔵は 奥能登の蔵に比べれば建屋が損壊するということは

無かったようですが、あれだけの地震です。

破損したお酒も多々あるようで 出荷どころではなかった。

と想像出来ます。

少しずつ前へ進んで欲しいものです。




遊穂を醸す能登杜氏の横道さんは

玉川のハーパーさんや七本槍の冨田さんと交流があることから

滋賀県産の酒米 「玉栄」の仕入れルートを持っておられます。

この年輪に使用している玉栄は、滋賀県安曇川町の篤農家

清水さんが栽培する契約米に限定しているため

数量を増やすことができず熟成させるための本数確保が

難しい状況だそうですが

今年も2年熟成の「SECOND」がリリースされました。


◆遊穂 年輪 THE SECOND 純米酒

綺麗な淡いレモンイエローの色調をしています。

熟成によるコクは感じますが、冷蔵熟成ですので

いわゆるナッツのような熟成香はあまり感じません。

非常に穏やかで、メロンやリンゴのような

まだ若々しい印象の香りを感じます。

スムースな口当たりに、ほどよい甘みと

リンゴを思わす綺麗かつ生き生きとした酸味が

印象的で穏やかに引いてゆくお酒です。

冷酒だとキリッと酸を感じながら楽しめ

温めることにより熟成香が表れ

コクと酸味の両方を感じながら楽しむ事ができる

幅広い温度帯で楽しめるお酒と言えます。

新酒では表現できない奥の深さを感じてください。

そして 能登に想いを巡らしてください。


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