西條鶴 生もと純米 温故知新
浜松まつり初日は快晴 絶好の凧揚げ日和りです。
中田島の凧揚げ会場では、今祭り唯一鳴らすことを許された
ラッパと太鼓が、高らかに響き渡っていることでしょう。
でも 会場での飲酒はご法度。
そんなの祭りじゃねえ・・・・
と みんな思うでしょうが、今年の場合 それも祭りなんです。
こんな祭り 今年で最後にしたいものです。
さて ゴールデンウイークも半ばとなり去年との違いは
流出も流入も 旅行客の大きな増加でしょう。
当店にお越しになる方も 地元に帰るので静岡のお酒を
あるいは 浜松に来たので地元のお酒を何か。
そんな方が多いです。
で 本日ご紹介するのは 広島のお酒です。(・ω・)\バシッ
全然地元じゃないですが、温故知新なお酒なんです。
どこが 温故知新 かと言いますと
このお蔵の先々代より伝統的に使用されていた協会6号酵母
を使用し生もと造りで醸された五年熟成酒であることです。
まさに 原点に還った1本となります。
◆西條鶴 生もと純米酒 2018年vintage 温故知新
先人の味と技を継承するため、6号酵母・生酛造り・常温熟成に
こだわり発売されたのが、この2018年vintageです。
色はしっかりと山吹色。
香りは生もとらしい穀物を連想する和の薫香と
バニラ様の甘やかな香味が調和しています。
含むと、香りで認識されるままのテイストを感じるものの
意外と穏やかで渋み苦味のたぐいはほとんどありません。
五年の熟成を経たマイルドな甘みも楽しめます。
やがて土蔵常温熟成による旨みと深みが広がり
その味わいの中にスローなれどキレを認識できるのは
西條鶴らしい造りの妙 と言えるでしょう。
このまま常温、もしくは温めの燗もおすすめです。
鶏肝煮、麻婆豆腐、トマトソースを使った煮込み料理
そして もつ鍋や豚しゃぶなどの鍋にも合うし
スモークチーズやブルーチーズも相性は抜群です。
日本酒の多様性を是非このお酒で確かめてください。
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