開運蔵見学会2020 見学の様子

静岡酵母

2020年01月27日 13:10

2020年1月26日 掛川市の開運を醸す銘醸蔵 土井酒造場さんにて
お客様55名をお連れしての見学会を開催しました。

このイベントも今回で20回目 つまり始めて20年になります。

最初はマイクロバス一台25名ほどの参加でしたが
今は大型バスの定員55名様がすぐに一杯になってしまう
人気のイベントで、土井酒造場さんがこれだけの人数の一般のお客様
を受け入れられるのはこの会だけですから、当然かもしれません。







当日はあいにくの雨で、土井社長も所用でいらっしゃらないという

状況でしたが、土井会長 や 榛葉杜氏 お蔵の皆様のご協力で

愉しい一日となりました。


雨のためまずは倉庫にお集まりいただきました。


最初に会長にご挨拶をいただき


つづいて 榛葉杜氏に御挨拶を頂戴しました。


55名のお客様は3つのグループに分けて見学するのですが
先に利き酒テストにチャレンジされたのが、こちらのグループです。
日本酒教室の優秀な生徒さんなら、きっと正解されることでしょう。(・ω・)\バシッ


Bグループは 頭(かしら)の野口さんにご案内いただきました。
まずはスリッパに履き替え、ガーゼ帽を被ります。


洗米の様子からご覧いただきました。


精米室では 山田錦の精米歩合別のサンプルでお米の説明を。


山田錦35%精米のお米です。


蔵の中に入る前には手洗いを


釜場にて 甑や放冷機の説明です。


今年は 麹室には入れませんでした。
造り優先ですから、これも仕方のないことです。


出麹のあとの麹を手に取り、口に含ませていただきました。
噛むと唾液と混じり甘さがじわじわと押し寄せます。


つづいて 酒母室です。


9日目の酒母からは バナナ様の香りが発ちました。


上槽室にて ヤブタ式の圧濾圧搾機の説明です。


槽(ふね)は休止中ですが、酒袋を手に搾りの様子をご説明いただきました。


上槽中のお酒をタンクからすくって飲ませていただきました。
フレッシュで最高に旨い、蔵見学者だけの体験です。


醪タンクの部屋では ぶくぶくと発酵している様子を覗くことが
出来ました。


10日目ぐらいの純米酒のタンク
センサーの説明です。


大吟醸のモロミタンクは 少し小ぶりの750キロリットル
こちらも 中をのぞかせていただきました。
これで見学は終了です。


最後にチャレンジしたのは 利き酒テスト
純米酒生酒・純米酒火入山田錦・純米酒火入雄町・本醸造生酒
この4種類のお酒を利いて、同じものを当てるテストです。


第一印象を大切にして下さいね。
といつも呼びかけるのですが、皆さん何回も利いておられます。
さて今年は何名の方が正解するでしょうか。

このあと 門前にてさきほどの記念写真を撮って
お土産の大吟醸の酒粕をお配りし、蔵をあとにします。

おまちかねの つま恋にて昼宴会 です。

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