モノが売れるわけ
芋焼酎の売れ行きが、堅調です。
以前のように、芋ならなんでも売れる という時代は
過ぎ去りましたが、当地浜松の飲酒環境にも、しっかりと
根を下ろしています。
そんな中、当店ならではの、いや ある意味当店でしか扱えない
芋焼酎が、相変わらずの人気ものです。
ガチガチの限定流通商品であるとか、プレミアムがついて
ごく少量しか入荷しないとか、そんな理由ではありません。
ズバリ 中身が美味しいからです。
その焼酎は
これ
えっ? 「そりゃ、名前で売れているんだろう」ですって。
違います。 これは 確かに中身で売れているのです。
もちろん、ネーミングのインパクトはありますが、そんなのものは
1回買ったらおしまいでしょ。
でも、この焼酎は確実にリピートが来るのです。
先日も、ある料飲店のマスターとママさんがご来店になり
いろいろと焼酎を選んでいかれたのですが、最後にレジ回りに
鎮座しているこの焼酎を見てマスターさんが一言。
「これこれ これを買わなきゃ。はげあたま 見てくれじゃなく
中身がいいというのは、
人間も焼酎も一緒だね。ねっ 大将」
「ええ おっしゃるとおりでございます・・・」
と複雑な笑顔で返す私。
ちなみにそのマスターさんは、私と同じ“髪型”をしておられました。
モノが売れるには わけがあるんだ。
今更ながら、商売の極意を会得したような ちょっと悲しい・・
いや いい気分になりました。 とさ
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