開運初蔵純米中汲みの搾り作業

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開運初蔵純米中汲みの搾り作業

2023年3月14日 午後2時半から

土井酒造場にて 初蔵純米中汲み生の

搾り 上槽が行われると聞き

その様子を見学させていただきました。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

蔵に着くと ちょうど洗米作業が行われており

以前は午前に行われていた洗米は

去年ぐらいから午後の作業に組み込まれるようになりました。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

最近の土井さんで働く蔵人さんには女性が増えました。

現在2名の女性の方が働いておられます。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

さて 槽場に着くと既に作業は始まっていました。

槽搾りは二人一組で行われます。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

一人が 酒袋に醪を充填する間に

もう一人は その袋の口を折り曲げて槽にそっと置きます。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

口は縛られてはいないので、丁寧に置かないと

醪が口から漏れてしまいます。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

袋は大吟醸を前々日に搾ったものを

粕だけ取り洗わずにそのまま使用します。

ですからしっとりと濡れており香りもほんのりと漂います。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

醪タンクは 純米の61号 酵母はNO-2

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

呑み口からホースを繋ぎポンプで槽場へ送ります。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

榛葉杜氏が 醪を利き猪口に入れて登場。

醪を試飲出来るのは、ここでしか味わえない僥倖。

今年の兵庫山田錦は米が溶けにくかった

とおっしゃいますが、確かにやや辛口に仕上がっています。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

自重で搾られたお酒はやがて槽口から滴ります。

その滴る酒を杜氏さんが利き猪口に入れ

正真証明のあらばしりを試飲させていただきました。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

少し濁っており醪ほどではありませんが

こちらも辛口でした。

でもキレイな旨みがゆっくりと広がります。

開運初蔵純米中汲みの搾り作業

吐き出しますからキレまでは確認できません。

2時間ぐらいで作業は終了し、そのまま置かれます。

袋の目は醪で詰まりやがて透明な酒が槽口から

垂れてくるそうです。

それこそが中汲みそのもの。

今年の 4BY初蔵純米中汲み生が商品として入荷するのは

今月末か 来月上旬の予定です。

お楽しみにお待ち下さい。




最後に 今週のna Reloは

幸せの黄色いリボン

この歌がヒットしたとき私は

浪人中で予備校に通っていました。

深夜ラヂオからこの歌が聴こえてくると

なぜか希望が湧いたのを覚えています。

歌詞の内容は 受験生とは全く関係のない内容

でしたが、このメロディに癒されたものです。



幸せの黄色いリボン【Cover】Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree - Tony Orlando & Dawn


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