2019年09月16日13:24
2019年9月14日(土)・15日(日) 二夜にわたって開催したのは
金賞酒を愛でる会 於 旬の料理 大内
この催しも 今年で9年目となります。
当日の様子をご覧ください。
大内の親方 はじめスタッフの皆様には
日曜営業も含め 大変お世話になりました。
14日のラインナップ
15日のラインナップ
基本的に二日間とも同じお酒なんですが
6番目にお出しした 静岡県の受賞酒のみ
花の舞 と 静岡喜平 の2種類となりました。
これは 単に仕入の関係です。
お料理と日本酒を順にご紹介すると
①志太泉 大吟醸 全国新酒鑑評会金賞酒
今年で3年連続での金賞受賞酒です。
協会1801酵母 山田錦40%精米 の 金賞酒らしさが
見事に漂うお酒でした。
お料理は 先付け で 蛸小倉煮・南瓜・高野豆腐
甘さ控えめで小豆を肴に日本酒をいただく
というのは 非日常でなかなかユニークでした。
蛸が美味。
②南 純米大吟醸 兵庫山田錦
南酒造場さんは、今年久しぶりに金賞を受賞されましたが
金賞酒としての大吟醸の商品化が無かったので
このお蔵の最高峰の 純米大吟醸山田錦 をご用意しました。
お料理は 先付二 焼きずんだ豆腐(黒崎茶豆) うに・八方餡
見た目も綺麗な薄茶色 歯触りつるんとして 南の純大との相性も良し
③雪の茅舎 決定 雪の茅舎 製造番号酒 大吟醸生酒
雪の茅舎の齋彌酒造店さんは 今年で5年連続
通算20回目の金賞受賞です。
金賞受賞酒ではなく 生の製造番号酒を愉しんでいただきました。
繊細で滑らか、透明感がありながら、ふくよかな味わいは流石です。
お料理はお椀 玉葱と焼き目鱧のスープ 伏見ししとう
淡路島の玉葱のスープは 鱧との相性が抜群
雪の茅舎の繊細な味わいと見事にマッチ
④白露垂珠 大吟醸雪女神33全国新酒鑑評会金賞受賞酒
竹の露の蔵人 金野匡良氏栽培の山形県産酒造好適米
“雪女神”を33%まで磨き、丁寧に醸された大吟醸で
今年で4年連続の金賞受賞。
ですから この会では毎年のように提供していますが
華麗、かつ上品 濃醇な旨みさらに透明感と、あらゆる要素が
凝縮された いつ飲んでも美味しい1本です。
お料理は お造り
白身魚の塩昆布巻き と 赤身ヅケ だし(山形風)のせ
醤油を使わずに 白身魚を昆布と山葵を巻いていただくのもいいですね。
鮪のヅケは 山形の郷土料理であるだしをのせてあります。
親方の気配りに感謝です。
⑤奥の松 大吟醸雫酒 十八代伊兵衛 金賞酒
11年連続で金賞受賞という実績に敬意を表して
初めて仕入れた大吟醸です。
協会1801酵母 山田錦40%精米 は①の志太泉と同じですが
福島県のお酒らしい風味の微妙な違いを味わえました。
煮物 栗・鶏つくね・赤柄芋・丸蒟蒻・銀杏・人参
上品でどこか懐かしい味わいが 福島の大吟醸とマッチしました。
ラス前のお酒は ⑥喜平静岡蔵 純米大吟醸金賞酒
これも 協会1801酵母 山田錦40%精米 なんですが
本日唯一の純米です。
純米らしい硬さもかすかに感じ取れましたが
平成23年に造りを始め初の金賞受賞という栄誉に
敬意を表します。
香り 味わい 含み香 余韻 どれも申し分ありません。
14日は 花の舞大吟醸金賞酒 でした。
強肴 牛もも醤油麹焼き 賀茂茄子・プロッコリー
純米大吟醸に合わせるのは 珍しく肉料理
金賞酒を愛でる会 でなければ きもとや山廃の
酸の高いお酒を合わせたいところですが
和食らしい麹の味付けは 違和感なく楽しめました。
最後のお酒は 静岡県を代表するこの1本です。
⑦開運 波瀬正吉斗瓶大吟醸首-4
静岡県清酒鑑評会知事賞受賞酒
及び 全国新酒鑑評会金賞酒と同タンクの大吟醸。
ここまで最高峰の大吟醸を飲み続け
かなり酔い酔い状態でも このお酒の素晴らしさは
しっかりと認識できます。
食事 穴子のバラちらし かんぴょう・蓮根・錦糸卵
止め椀 なめこ・豆腐
御飯を肴に呑めるのが 最高峰の大吟醸たる所以。
ご馳走様でした。
最後に 人気投票の結果をお知らせします。
14日 15日 ご参加の.お客様に
一票だけ もっとも美味しいと感じたお酒
好きなお酒 に挙手で投票していただきました。
志太泉 大吟醸 全国新酒鑑評会金賞酒 3票
南 純米大吟醸 兵庫山田錦 5票
雪の茅舎 製造番号酒 大吟醸生酒 7票
白露垂珠 大吟醸雪女神33全国新酒鑑評会金賞受賞酒 9票
奥の松 大吟醸雫酒 金賞受賞酒 5票
喜平静岡蔵 純米大吟醸金賞酒 1票
開運 波瀬正吉大吟醸 斗瓶取り生 首-4 13票
参加いただいたお客様
皆様 ご参加ありがとうございました。
15日は 息子にサービスをお願いし
私は 呑みながらの解説でした。
大内 の皆様 今年もありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
金賞酒を愛でる会2019≫
2019年9月14日(土)・15日(日) 二夜にわたって開催したのは
金賞酒を愛でる会 於 旬の料理 大内
この催しも 今年で9年目となります。
当日の様子をご覧ください。
大内の親方 はじめスタッフの皆様には
日曜営業も含め 大変お世話になりました。
14日のラインナップ
15日のラインナップ
基本的に二日間とも同じお酒なんですが
6番目にお出しした 静岡県の受賞酒のみ
花の舞 と 静岡喜平 の2種類となりました。
これは 単に仕入の関係です。
お料理と日本酒を順にご紹介すると
①志太泉 大吟醸 全国新酒鑑評会金賞酒
今年で3年連続での金賞受賞酒です。
協会1801酵母 山田錦40%精米 の 金賞酒らしさが
見事に漂うお酒でした。
お料理は 先付け で 蛸小倉煮・南瓜・高野豆腐
甘さ控えめで小豆を肴に日本酒をいただく
というのは 非日常でなかなかユニークでした。
蛸が美味。
②南 純米大吟醸 兵庫山田錦
南酒造場さんは、今年久しぶりに金賞を受賞されましたが
金賞酒としての大吟醸の商品化が無かったので
このお蔵の最高峰の 純米大吟醸山田錦 をご用意しました。
お料理は 先付二 焼きずんだ豆腐(黒崎茶豆) うに・八方餡
見た目も綺麗な薄茶色 歯触りつるんとして 南の純大との相性も良し
③雪の茅舎 決定 雪の茅舎 製造番号酒 大吟醸生酒
雪の茅舎の齋彌酒造店さんは 今年で5年連続
通算20回目の金賞受賞です。
金賞受賞酒ではなく 生の製造番号酒を愉しんでいただきました。
繊細で滑らか、透明感がありながら、ふくよかな味わいは流石です。
お料理はお椀 玉葱と焼き目鱧のスープ 伏見ししとう
淡路島の玉葱のスープは 鱧との相性が抜群
雪の茅舎の繊細な味わいと見事にマッチ
④白露垂珠 大吟醸雪女神33全国新酒鑑評会金賞受賞酒
竹の露の蔵人 金野匡良氏栽培の山形県産酒造好適米
“雪女神”を33%まで磨き、丁寧に醸された大吟醸で
今年で4年連続の金賞受賞。
ですから この会では毎年のように提供していますが
華麗、かつ上品 濃醇な旨みさらに透明感と、あらゆる要素が
凝縮された いつ飲んでも美味しい1本です。
お料理は お造り
白身魚の塩昆布巻き と 赤身ヅケ だし(山形風)のせ
醤油を使わずに 白身魚を昆布と山葵を巻いていただくのもいいですね。
鮪のヅケは 山形の郷土料理であるだしをのせてあります。
親方の気配りに感謝です。
⑤奥の松 大吟醸雫酒 十八代伊兵衛 金賞酒
11年連続で金賞受賞という実績に敬意を表して
初めて仕入れた大吟醸です。
協会1801酵母 山田錦40%精米 は①の志太泉と同じですが
福島県のお酒らしい風味の微妙な違いを味わえました。
煮物 栗・鶏つくね・赤柄芋・丸蒟蒻・銀杏・人参
上品でどこか懐かしい味わいが 福島の大吟醸とマッチしました。
ラス前のお酒は ⑥喜平静岡蔵 純米大吟醸金賞酒
これも 協会1801酵母 山田錦40%精米 なんですが
本日唯一の純米です。
純米らしい硬さもかすかに感じ取れましたが
平成23年に造りを始め初の金賞受賞という栄誉に
敬意を表します。
香り 味わい 含み香 余韻 どれも申し分ありません。
14日は 花の舞大吟醸金賞酒 でした。
強肴 牛もも醤油麹焼き 賀茂茄子・プロッコリー
純米大吟醸に合わせるのは 珍しく肉料理
金賞酒を愛でる会 でなければ きもとや山廃の
酸の高いお酒を合わせたいところですが
和食らしい麹の味付けは 違和感なく楽しめました。
最後のお酒は 静岡県を代表するこの1本です。
⑦開運 波瀬正吉斗瓶大吟醸首-4
静岡県清酒鑑評会知事賞受賞酒
及び 全国新酒鑑評会金賞酒と同タンクの大吟醸。
ここまで最高峰の大吟醸を飲み続け
かなり酔い酔い状態でも このお酒の素晴らしさは
しっかりと認識できます。
食事 穴子のバラちらし かんぴょう・蓮根・錦糸卵
止め椀 なめこ・豆腐
御飯を肴に呑めるのが 最高峰の大吟醸たる所以。
ご馳走様でした。
最後に 人気投票の結果をお知らせします。
14日 15日 ご参加の.お客様に
一票だけ もっとも美味しいと感じたお酒
好きなお酒 に挙手で投票していただきました。
志太泉 大吟醸 全国新酒鑑評会金賞酒 3票
南 純米大吟醸 兵庫山田錦 5票
雪の茅舎 製造番号酒 大吟醸生酒 7票
白露垂珠 大吟醸雪女神33全国新酒鑑評会金賞受賞酒 9票
奥の松 大吟醸雫酒 金賞受賞酒 5票
喜平静岡蔵 純米大吟醸金賞酒 1票
開運 波瀬正吉大吟醸 斗瓶取り生 首-4 13票
参加いただいたお客様
皆様 ご参加ありがとうございました。
15日は 息子にサービスをお願いし
私は 呑みながらの解説でした。
大内 の皆様 今年もありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
この記事へのコメント
呑み手側としましては、絶対に外せません!!
ピカピカの金賞酒と大内さんのお料理!!
(師匠も ✨ ✨ ?・・・セップク~!)
しかし・・・改めて、妙ですなぁ~!?
金賞酒の評価基準って、ブレませんよねぇ・・・更に6蔵が同じ米、3蔵が同じ協会酵母・・・なのに・・・全然、似ていない・・・お料理との組み合わせ?・・・なぁ~んて、奥深い日本酒の世界を改めて・・・実感させて頂きました。
これからも、かたやま様と大内様の二升半(益々繁盛)されます様に御祈願させていただきます。
拙者、今日から普段呑みに切換えます(必然=ガクッ)
ピカピカの金賞酒と大内さんのお料理!!
(師匠も ✨ ✨ ?・・・セップク~!)
しかし・・・改めて、妙ですなぁ~!?
金賞酒の評価基準って、ブレませんよねぇ・・・更に6蔵が同じ米、3蔵が同じ協会酵母・・・なのに・・・全然、似ていない・・・お料理との組み合わせ?・・・なぁ~んて、奥深い日本酒の世界を改めて・・・実感させて頂きました。
これからも、かたやま様と大内様の二升半(益々繁盛)されます様に御祈願させていただきます。
拙者、今日から普段呑みに切換えます(必然=ガクッ)
Posted by 極楽酔狸 at 2019年09月16日 15:51
極楽酔狸さん ご参加ありがとうございました。
贅沢な ひとときでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
私も今日から 普段呑み です。(笑)
贅沢な ひとときでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
私も今日から 普段呑み です。(笑)
Posted by 静岡酵母 at 2019年09月16日 16:23