昨夜は『DUST』(DEN-BAY'S ULTRA SWING TEAM)
伊太地山伝兵衛(G・VO) 佐山雅弘(P) 石井康二(B)
のライブを堪能しました。
主催は
温故酒新堂 こと旭屋酒店の小林くん
前日のドルフィン10周年パーティに続いての連荘。
場所はそのドルフィン。
マスターの檀さんは、さぞお疲れだろうとカウンターを覗くと
・・・隅で寝ていた(笑)
実はこのライブ 飲み物も食べ物も持ち込み自由なため
檀さんは場所を提供するだけ。
だから準備を終えて寝ていられるのでしょう。
で、10名が集まった我がテーブルには、
にぎり寿司の盛り合わせ大皿が2枚、かつおの刺身、浜名湖で
採れたばかりの蛸の塩ゆで、わたりがに、カマスとイサキの焼き物、
ソラマメのボイル、 ここは居酒屋か・・・
持ち込むにもほどがある というぐらいに持ち込んだ。
お酒は私が持ち込んだ、臥龍梅大吟醸と獅子の里純米吟醸。
更に、エールさんからいただいた手作りビール。(美味しかったよ。)
完全に KYな一団になってしまいました。
回りの人たち ごめんなさい。
さてライブですが、ギター弾き語りの伝兵衛さんの歌は
いつ聴いてもかっこいい。
ほとんどがオリジナルなんですが、初見のナンバーでも
どこか聞き覚えのあるメロディがすんなりと心に入ってきます。
歌詞も、琴線に触れる言葉にじーんと来ます。
佐山さんのピアノは、“ジャズの遊び”がここかしこに散りばめられ
小粋で楽しくスイングします。
歌伴は伝兵衛さんでしかおやりにならないとか。
ベースの康二さんは、体を上下左右に揺らしながら、曲のアクセントを
巧みにコントロールします。時々聞こえるコーラスは、ソプラノボイスで
やさしいお声でした。
そんなDUSTの音楽を、ドルフィンのマスター檀さんが、
実にうまく表現しました。
十分にジャズであり
たっぷりとブルース
そしてまぎれもなくフォーク
でも、そんなジャンルの壁を吹き飛ばすぐらいに熱い
それが伝兵衛ライブ
こんな表現だったと思うのですが、紙に走り書きしたのを
ライブ終了後ご本人たちにもお見せし、大喝采。
そしてどういうわけか、打ち上げの場に私もお邪魔させていただきました。
ライブで持ち込んだ寿司を食べたばかりなのに、またしても寿司屋さん。
佐山さんのお隣に座り、ジャズのお話をたっぶりと聞かせて
いただきました。 なかなかレアな体験でしたね。
そのうちに伝兵衛さんがギターを持ち出し、ミニライブの始まり。
まさに至福のひと時とは、こういうのを言うのでしょう。
気がついたら、時計は12時を回っていました。
DUSTの皆さんは、次のライブ会場 洲本市へと一路西へ。
気をつけていってらっしゃい。
そして楽しいライブを主催してくれた小林くんに感謝。
こういうのは、お客で行くのに限るねえ。