ドルフィン10周年パーティライブ

静岡酵母

2008年04月20日 09:44

ハーミット・ドルフィンの10周年記念パーティ・ライブに行く。

土曜だというのに、この日は午後7時で閉店。

業務筋にはくまなく早じまいを伝え、なんとか間に合わせる。

7時以降にご来店になられたお客様、ごめんなさい。

会場のホテルオークラには、顔なじみの面々がいっぱい。

舞台中央のテーブルでは、ヴォイトレ先生やギターのT君と同席。



檀さんの挨拶でパーティは始まるも、最後に彼が発した

奥様への感謝の言葉が、しみじみと心に残った。

と同時に、隣にいた我が奥さんから突っ込みが来ないかと

やや気をもむ。(苦笑)


さて、ライブは ギターの小沼ようすけソロで幕を開けた。



海、自然を愛する心を綴ったオリジナル曲が、アコースティックな

響きで会場の空気をぐぐっと掴む。

スタンダードは Isn't It Romantic。

彼は若手だが、その引き出しの多さには、いつも驚かされる。

音はどこまでも美しく、そして深い。


次に登場するは、スウェーデンからの

アンダーシュ・パーション・カルテット

ベースはもちろん森泰人さん。テナーはオーベ・イングマールソン

久しぶりに彼の演奏を聴く。

アンダーシュ・パーションのオリジナル曲は、やや難解な表現も

あるが、ハーモニーの美しさが光る。


最後は小沼も入っての、セッション。

この顔合わせは、ドルフィンのパーティだからこそのお宝。

It Could Happen To You  

スタンダードで、会場の空気が一気に和らぐ。 

ウルフ・ワケーニウスにもひけを取らない(と私は思う)

小沼のギターは、そのメロディの美しさから、彼ら北欧の

ミュージシャンにも、親近感を持って受け入れられた 

とライブ終了後のご本人の弁。



2時間あまりでしたが、夢のような素晴らしいライブでした。

そして、檀さんと出会ったこの10年で、充実のジャズライフを満喫

できたことを、心より感謝したいと思います。

20周年は、ミュージシャンもお客も、果してどんな面々が

揃っていることやら。

それまでは、互いに元気で、そして現役でいようね 檀さん。

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