静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

2019年1月27日 日曜日

雲一つない快晴のもと 開運蔵見学会を開催しました。

午前10時 予定通りに55名のお客様が掛川駅南口に集合。


お一人のキャンセルもなく バスは 土井酒造場へ到着。


お蔵に着くと 土井会長 土井社長がお出迎え。

55名のお客様を3グループに分けて順にご案内いただきます。


Bグループは 榛葉杜氏にご案内いただきます。


頭にネットを被り 靴はスリッパに履き替えます。


最初にご案内いただく場所は 精米場

この時期は 四六時中 精米機が稼働しています。


続いて 洗米の説明


この機械は 本醸造などの掛米用


こちらは 開運さんならではの 流水による洗米機

おもに 純米吟醸以上の米は この方法で洗われます。

水の力で 精米歩合が1～2％ アップするそうです。

実は この日の洗米は終了していたので 米なしの

デモンストレーション でした。


ここは 釜場 です。

米を蒸す甑(こしき) や 放冷機が置かれています。


続いて 麹室 に入るのですが、その前に手洗いを入念に。






麹室は 30℃以上の温かさです。


乾燥させている麹米です。


皆さん 一つまみずついただき口にすると じんわりと甘みが


ここは 酒母タンクの部屋


仕込まれたばかりの 酒母は こんな感じです。

まだ 米が固いそうです。


乳酸はどの段階で投入するのですか？

と質問したところ 米を入れる前 最初に入れておくそうです。


ここが 槽場 です。


ヤブタ式 と 槽(ふね) 佐瀬式が並んでいます。


槽 で使用する 袋を広げて説明して下さいました。


ヤブタ式で搾られたお酒は 一時的に このタンクに貯蔵。


杜氏さんが 利き猪口を片手に


ひしゃくで すくって


飲ませていただきました。
正真正銘の しぼりたて です。

純米吟醸 山田錦 の 50％精米 の しぼりたて。
いつも飲めるわけではない貴重な体験です。


最後に　大吟醸 の醪タンクの部屋です。


鑑評会に出す予定の 大吟醸の醪を拝見しました。


蔵内の見学を終えると 利き酒テストが待っています。
本醸造 純米 吟醸 本醸造生酒 の 4種類のお酒を
利いて 同じ酒がどれかを当てるゲームです。


用紙 と ポリコップが配られ いざチャレンジです。






皆さん 真剣に利いておられます。
結果は のちほど。


最後に門の前で記念写真を撮り
お土産の 大吟醸の酒粕をお配りして お蔵を後にしました。

会長さん 社長さん　 杜氏さん

皆様お忙しい中を時間を割いていただき

ありがとうございました。

次はお待ちかねの昼宴会。
彩の郷　つま恋へと向かいます。