貴田乃瀬・酒の会 ご報告

カテゴリー │日本酒の会イベント

ようやく まとめることが出来ました。

12月22日、23日 と 連続で開催した日本酒の会。

貴田乃瀬・酒の会2018

いつものように 浜松市田町の貴田乃瀬さんへ

日本酒を持ち込み、親方には それぞれのお酒に合う

お料理を提供していただき、一品ずつ時間をかけて

楽しむという趣向の会です。

22日は 私がサービスに徹し、飲み食いはなし。

23日は カミさんの応援を得て 飲み食いしながらの進行。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
当日の 酒メニューはこちら。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
そして 親方にご用意いただいた 料理メニューはこちら。

一品ずつ なぜこのお酒に この料理なのか・・・が

完結に記されてあります。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
お酒の準備を整えて 時間通りのスタートです。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
乾杯の音頭は かたやま酒店の日本酒の会の常連さんでもある

Oさんにお願いしました。(22日)

シャンパングラスの中身は
貴田乃瀬・酒の会 ご報告

◆獺祭 磨き二割三分 発泡にごり


貴田乃瀬・酒の会 ご報告
対するお料理は  親方がおっしゃるには

今回はすべて おつまみ的な品々となりましたが

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
京人参のムース 煮詰めた海老のソースで。

獺祭の発泡に料理を合わせるのは大変難しい

ということで、デザート的な一品でした。

海老の風味がかすかに漂うムースは、獺祭の発泡にごりに

飲みこまれながら愉しめました。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
二番目のお酒は

◆七田 純米吟醸 五百万石 生 30BY 新酒

今回のラインナップで 唯一の新酒生酒です。

香りも味わいも落ち着いた芳香が広がり、かすかなガス感も

認識できるフレッシュタイプです。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
お料理は カマスの炙り 柿のソース 拍子木大根和え

カマスそのものはあまり味がしませんが、柿のソースが

白身魚に見事にマッチ。 醤油では出せない お酒とのマッチングでした。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
三番目のお酒は

◆萩の鶴 特別純米 R30 超辛口
今回の日本酒の選定にあたり留意したのは

“変化球” で行こう ということでした。

静岡酒が1本もない というのも初めてですし、どちらかと言うと

辛口タイプが多くなりました。

親方が 今回はすべて酒のあて とおっしゃるのも

そのあたりを意識されたのだと思います。

変化球には変化球を ということで

日本酒度+11 の火入れの純米酒には

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

揚げ小芋 雲丹とカラスミの粉のソース

このR30は 辛口のお酒にありがちな 綺麗だが味のうすさが

否めないタイプですから、ガツンと雲丹とからすみの個性に

呑みこまれ同化されました。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
四番目のお酒は
◆笹一 純米吟醸 夢山水

このお酒も どちらかと言うと 芳醇辛口タイプ です。

決して派手なお酒ではありませんが、じわじわと旨味を

認識させられる1本。

対するお料理は
貴田乃瀬・酒の会 ご報告

小玉葱と牡蠣のフリッター 茸のソース

茸のソースが美味しかった。

親方のお料理には、いろいろな味わいのソースが

添えられていますが、それだけをつまみながら

酒が飲めてしまうというのも、うれしい体験です。

まだ 半分にも達してませんが、ここいらでお客様の様子を。

22日の皆さん
貴田乃瀬・酒の会 ご報告

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

23日の皆さん
貴田乃瀬・酒の会 ご報告

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

五番目のお酒は
貴田乃瀬・酒の会 ご報告

◆鶴齢 純米吟醸 呑み切り厳選原酒

蔵で開催された呑み切り会に参加した者だけが販売できる限定酒。

店頭ではとうの昔に完売していますが、この会のために取っておきました。

人気ナンバー1 だけあって、しっかりとした旨みが感じられる食中酒。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
合わせるお料理は 煮アワビ 肝味噌和え

酸味と甘みのバランスが良い酒ですから、アワビの一切れ一切れで

何回もお口の中がパラダイス状態。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
六番目は 燗酒です。
貴田乃瀬・酒の会 ご報告
◆鯉川 亀治好日 うすにごり

このお酒も 辛口です。

おりがからんだ火入れの純米吟醸酒を温めて飲む

というのも 非日常的ではないか と考えセレクトしました。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
お料理は 煮大根とサバの塩焼き 煮魚のソース

鯖に煮魚のソース と さかなさかな  しているのですが

辛口の温めの燗酒と実に合いました。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
六番目は やや香り系のお酒.となります。

◆雑賀 純米大吟醸 山田錦

フランスで行われた 今年のKURAMASTERにて

純米大吟醸の部プラチナ賞受賞の一品

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
鯨の竜田揚げ ドミグラスソースのようなウスターソース


このお料理は私のリクエストで、私世代の人間は

鯨への想いが強いのです。

ガキの頃に食べた 硬い鯨ではなく やわらかいことこの上なし。

そして ソースが絶品

ドミグラスソースのようなウスターソース って語感も素敵。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

ラス前のお酒は 3年熟成の大吟醸

◆尊皇 大吟醸雫酒 幻

大吟醸らしい大吟醸ですが、味わいの広がりは比較的

落ち着いていて、食事を邪魔するほどの香りはありません。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
鶏手羽 黒酢煮 柔らかごぼう煮

黒酢による味の濃さが印象的で、柔らかなごぼうも

立派なアテ になりました。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告

最後は 当店の冷蔵室で12年寝かせた古酒です。

◆浪乃音 純米大吟醸 愛山 12年古酒

きれいで複雑な熟し香と適度な甘みが デザート酒として

このままでも全然OKなんですが、あえてデザート的な一品

と合わされました。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
さつま芋の甘煮 ジェノベーゼを混ぜたチーズで

ジェノベーゼは イタリアのソースでバジルペーストに、松の実、

チーズ、オリーブオイルなどを加えたもの。

複雑なお酒には ちょっと複雑なアテを


ということで 今回は終始 お酒のアテ でもしっかりと吟味され

手を加えられた究極のアテで愉しませていただきました。

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
この日のラインナップです。

日本酒のセレクトに関しては、終わってから常連のお客様から

いろいろとご批判も受けましたが、いつもと違う会があってもいいんじゃない

というスタンスで 軽くかわさせていただきました (・ω・)\バシッ

最後の締めは 主催者自ら 三本締めで。

今までは ゲストの方に締めていただいていたのですが

それをやると  チコちゃんに叱られる!  のでやめました。(笑)

貴田乃瀬・酒の会 ご報告
親方 奥様  年末の慌ただしい時期にいつもありがとうございます。

来年もよろしくお願いします。



同じカテゴリー()の記事
恵那山Pure愛知夢山水
恵那山Pure愛知夢山水(2024-04-23 17:39)

英君袋吊りしずく酒
英君袋吊りしずく酒(2024-04-18 11:08)

萩錦 特別純米別撰
萩錦 特別純米別撰(2024-04-17 14:05)


 
この記事へのコメント
「親方&師匠お疲れ様でした。&ごちそうさまでした。」

※「ザ・酒とアテ」!!※(パチパチ!!)

貴田乃瀬さんでしか堪能出来きない・・・この様な「呑会」を私は他に知りません! まったく、夢の様な・・・「酒とアテ」のコラボ?マリァジュ??

平成の最後に相応しい・・・記憶に残る「吞み会」でした!!

「あっぱれ~!!」でした。
Posted by 極楽酔狸 at 2018年12月25日 18:47
ご参加ありがとうございました。
ご満足いただけたようで、光栄です。
来年もよろしくお願いします。
Posted by 静岡酵母静岡酵母 at 2018年12月26日 10:33
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
貴田乃瀬・酒の会 ご報告
    コメント(2)