静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

2月12日　日曜は、快晴のもと藤枝市の酒蔵
志太泉酒造さんへ　日本酒教室の生徒さんと
そのお連れさん40名ほどで見学にお邪魔しました。

このイベントは　NHKカルチャースクールの課外授業
の一環として、毎年冬のこの季節に開催しております。

酒蔵を訪れるなら　冬の仕込みの最中に行くべき・・

相手の迷惑も顧みず、なんとも身勝手なことですが
タンクの中でモロミが沸き立っているその瞬間こそ
見学の醍醐味というもの。

ということで、ご理解いただける蔵元さんにお願いしての
今回が四つ目のお蔵訪問です。


朝9時に大型バスで浜松を出発し、1時間半で到着。


途中　大井川の鉄橋から望む富士山はとても綺麗でした。


蔵の前では　望月雄二郎社長にお出迎えいただき


まずはお蔵の説明から。


お蔵のすぐ横には瀬戸川が流れ、この伏流水である
地下水が志太泉さんの仕込み水となります。


瀬戸川の土手からお蔵を撮りました。
二つのグループに分けて、いよいよ蔵の中へ。


ちょうど　洗米・浸漬の作業中でした。


蔵人さんたちは、無駄のない動きでテキパキと作業を
進めておられました。




望月社長の説明では、10キロずつ洗米し限定吸水を行うとか。


ここで　西原光志杜氏のお出ましです。
A班の皆さんは、杜氏さんの案内で蔵内を見学しました。


まずは　釜場
この和釜で早朝4時半から1時間ほど蒸すそうです。


この放冷機で掛米などを冷まし、エアーシューターで
それぞれのタンクに運ばれます。
ちなみに麹米は人力で運ぶそうです。


順序としては次は麹室ですが、この階段の上に
室はあります。とても急な階段で危険ということで
この大人数では入ることは叶いませんでした。


酒母です。
まだ仕立てたばかりで、米の香りしかしません。


モロミタンクです。


新酒の沸き立つ香りがなんとも心地よかったです。


西原杜氏の説明はとても明快で聞き取りやすかったです。


タンクの中を覗かしていただきました。
ブクブクと酵母が活発に活動していました。


ヤブタ式の搾り機です。
この日は搾りは行われていませんでした。　・・残念。


隣の部屋には佐瀬式の槽もあります。
こちらも稼働していませんでした。


最後は　分析室です。
酒度計やアルコール度計を見せていただきました。


これが　酵母です。
静岡酵母の　HD-1 NEW5 そしてNO-2

蔵内の説明はここまで。
次は　皆さんお待ちかねの試飲タイム！


右から順に
純米大吟醸原酒斗瓶25BY
純米吟醸原酒　八反錦27BY
純米吟醸原酒　八反錦28BY
純米吟醸おりがらみ28BY
純米大吟醸原酒斗瓶27BY


まだまだあります。
純米吟醸　河津桜酵母28BY
純米原酒開龍27BY
純米酒山田錦27BY
純米生原酒28BY
純米吟醸誉富士28BY
純米吟醸　きもとラヂオ正宗27BY

こんなに飲めるなんて　ここ天国～(・ω・)＼バシッ


皆さん　お好きなお酒を自由に試飲されていました。
奥に見えるのは　なっなんと　おつまみです。


それだけではありません。
酒燗器まで用意されていて、燗をすることもokです。
私は　きもとのラヂオ正宗を温めて楽しみました。




パラダイス風景(笑)


杜氏さんに質問をする生徒さん。


最後に　玄関にて記念写真。
お忙しい中　ご案内いただき、ありがとうございました。

今度は場所を変えて　お待ちかねの志太泉たっぷりの昼席です。


会場は　藤枝駅前の料理屋　魚時会館おさかな亭さんです。
望月社長のご紹介のお店でした。


社長による乾杯の音頭で　宴席のスタートです。


もちろんお酒は志太泉。
浜松から持ち込んだもの　と　社長からいただいたものなど
全部で9種類。
仕込み水も　和らぎ水としてご用意しました。


日本酒にはやはり　和食ですね。


寒い日でしたから、鍋もありがたいです。


みなさんのこの笑顔が、満足度を現しているのではないでしょうか。


社長には各テーブルにてお客様たちと触れ合っていただきました。


宴席の締めは　教室最長老のkさんにお願いしました。


最後はバスまでお送りいただきました。

望月社長　西原杜氏　そしてお蔵の皆様には
お忙しい時期にもかかわらずご協力いただき
深くお礼申し上げます。

思い出に残る楽しい一日でした。