静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

今朝は　曇天の中　恒例の“秘密の練習”
佐鳴湖周回コースを２周しました。

前半一周目は、ややゆっくりで　３３分２８秒
後半二周目は、ややピッチを上げて　３２分０８秒
合計　１２．４キロを　６５分３６秒　でした。

気温は高くなく走りやすい気候。後半のピッチが上がる
のは涼しかったこともあるのでしょう。



さて、昨日は　かねてから一度訪れたかった藤枝市の
酒蔵　志太泉酒造さんにお邪魔しました。



藤枝駅まで望月社長に迎えに来ていただき、車で
15分ほどの瀬戸川のほとりに蔵はあります。
春は桜が綺麗でしょうね。


創業は明治15年、現在の社屋は昭和29年に建て
られたものが主ですが、敷地のあちらこちらに
冷蔵室が設置されており、低温管理が徹底されて
いるのがうかがえます。


水は　軟水。豊富な地下水は　硬度が33とか。
静岡県の蔵はどこもそうですが、柔らかい水は
お茶を入れても美味しいのです。


最初に説明を受けたのは、洗米機。
スパイラル吟洗号　という東北の蔵でよく使われている
この機械は、米を10キロずつ吸い込むように上部に
集め、ブラシを回転させながら洗うそうです。


サーマルタンクは３本。これがあるから、貯蔵される酒の
品質が安定します。



麹室は蔵の二階。800石ほどの蔵としては広い麹室です。


仕立ては　すべて箱麹。　室を３つに仕切り微妙な温度
管理のもとでの麹造りをされるそうです。


上槽は　ヤブタ式と槽(ふね)の両方あり、普通酒の生原酒は
わざわざ槽で搾るとか。そのこだわりは素晴らしい。


ブレートヒーターによる瞬間火入れの説明をされる望月社長。
望月さんとは古くからの知り合いなんですが、こうして蔵を
訪れてじっくりとお話をするのは今回が初めてでした。



見学後は試飲の酒をたっぷりとご用意いただきました。
左から
特別本醸造
純米吟醸　焼津酒米研究会　山田錦
開龍　純米原酒
純米吟醸　播州山田錦
吟醸　山田錦
純米大吟醸

どのお酒も、実に静岡酒らしく、香り清楚でいて爽やかな
味わい。酸は低く軽快　ほのかな甘さとマイルドな口当たり
静かに切れていく様は、お見事でした。

来月から取り扱いを始めさせていただきます。
ご期待ください。