2010年04月07日08:00
山口いづみ ボサ・ノヴァを歌う≫
カテゴリー │CD
あれは確か 高校二年の夏休みでしたか。
1972年のことです。
「あしたのジョー」や「空手バカ一代」などに夢中になり
近くの本屋に 「少年マガジン」を買いに行ったのです。
決して コンビニではありません。(まだ存在してません。)
当時は部活にも入らずダラダラと過ごすボンクラ高校生でしたが
格闘技系の漫画が大好きで、「タイガーマスク」なんかも
夢中になって読んでいた記憶があります。
で、いつものようにマガジンを買うと、巻頭グラビアに15ページ
に渡ってビキニ姿の若い女性の姿が。
平凡パンチやプレイボーイで見慣れたビキニも、少年マガジンで
拝む となると話は別です。
ちょっと 興奮しましたね。 鼻血は出しませんでしたが。(笑)
写っている女性も、同い歳ぐらいなのに、やけに色っぽいんです。
当時のアイドル 天地真理 とか 南沙織 とはタイプが違いました。
その女性が 今も女優さんとして活躍している 山口いづみ。
少年誌で初めて水着を披露したことでも有名な歴史上の人物です。(笑)
既にアイドル歌手としてデビューしており『緑の季節』が ちょいヒット
していました。 あの旋律、トム・ジョーンズの It's Not Unsual
(よくあることさ）の出だしにそっくりで、よ～く覚えています。
でも、レコードは買わなかったかな。
既にその頃 ジャズのレコードを買い始めましたから。
『緑の季節』をご存知ない方はこちらを。
前フリが長くなりました。
その 山口いづみさんが、ファーストアルバムを出すと聞き早速にゲット。
なぜならそれは、スタンダードばかりを歌ったアルバムだからです。
4/2（金）発売 “ 山口いづみボサ・ノヴァを歌う”
Think! Records (THCD-131) / 2,940円(税込）
■メンバー：
山口いづみ（vo）皆川太一（g） 山口和与（b）
松尾明（ds） 山本玲子（vib）
■曲目：
①The Gift (Recado Bossa Nova)
②黄昏のビギン
③パリの空の下 Under Paris Skies
④魅惑のワルツ Fascination
⑤イパネマの娘 The Girl From Ipanema
⑥いそしぎ The Shadow of Your Smile
⑦シャム猫を抱いて
⑧さよならを教えて Comment Te Dire Adieu
⑨おいしい水 Agua De Beber
⑩緑の季節（※2009年ver.）
■録音：2009年12月26,27日
ジャケットが 昭和レトロ満載でいいですねえ。
これ、昔のレコードの復刻ではないですよ。
去年の12月に録音された、れっきとした新譜です。
ライナーを読むと、この人 私より一級上だったんですね。
ビジュアル的には、とても５０代半ばとは思えぬ、艶やかさを
保っていらっしゃいます。 さすがに女優さんです。
そして、歌がまた可憐で グッド。
熟女の こってりとした厚ぼったい歌ではなく、日本語も交えた
素直で落ち着いた歌唱が次々と繰り出されます。
人の声って、基本は変わらないもの。
でも、若い時の彼女は、背伸びして大人っぽく歌っていましたが
今は、自然な大人の歌唱で魅せられます。
アルバムの最後で 緑の季節2009年バージョンを、ボサノヴァで
歌っています。 これ かなりいいですね。
爽やかで、アンニュイで、懐かしい・・
もう、涙がちょちょ切れそうです。(笑)
試聴はこちら
彼女がまた歌うきっかけが、医学博士でエッセイストの
海原純子さんのディナーショーを鑑賞し
「歌手が本業でない方でも、こんな素晴らしいショーができるんだ。
私も歌ってみようかな」と目覚めたとか。
４月７日から、東京・六本木スイートベイジルを皮切りに大阪、
名古屋でアルバム発売記念のライブも開催するとか。
「ボサノバに磨きをかけるためポルトガル語を習っています。」
ですって。
５０代は、なんにでもチャレンジできる年代なんです。
山口いづみ公式ブログ
というわけで、今日のラジオでは
山口いづみ・緑の季節2009年バージョン をおかけしましょう。
お酒の話題は 白隠正宗 生酛純米の試飲で。
私が出るのは、１１時１５分頃から よろしくね。
ＦＭハロー 76.1MHz
http://www.fmharo.co.jp/
1972年のことです。
「あしたのジョー」や「空手バカ一代」などに夢中になり
近くの本屋に 「少年マガジン」を買いに行ったのです。
決して コンビニではありません。(まだ存在してません。)
当時は部活にも入らずダラダラと過ごすボンクラ高校生でしたが
格闘技系の漫画が大好きで、「タイガーマスク」なんかも
夢中になって読んでいた記憶があります。
で、いつものようにマガジンを買うと、巻頭グラビアに15ページ
に渡ってビキニ姿の若い女性の姿が。
平凡パンチやプレイボーイで見慣れたビキニも、少年マガジンで
拝む となると話は別です。
ちょっと 興奮しましたね。 鼻血は出しませんでしたが。(笑)
写っている女性も、同い歳ぐらいなのに、やけに色っぽいんです。
当時のアイドル 天地真理 とか 南沙織 とはタイプが違いました。
その女性が 今も女優さんとして活躍している 山口いづみ。
少年誌で初めて水着を披露したことでも有名な歴史上の人物です。(笑)
既にアイドル歌手としてデビューしており『緑の季節』が ちょいヒット
していました。 あの旋律、トム・ジョーンズの It's Not Unsual
(よくあることさ）の出だしにそっくりで、よ～く覚えています。
でも、レコードは買わなかったかな。
既にその頃 ジャズのレコードを買い始めましたから。
『緑の季節』をご存知ない方はこちらを。
前フリが長くなりました。
その 山口いづみさんが、ファーストアルバムを出すと聞き早速にゲット。
なぜならそれは、スタンダードばかりを歌ったアルバムだからです。
4/2（金）発売 “ 山口いづみボサ・ノヴァを歌う”
Think! Records (THCD-131) / 2,940円(税込）
■メンバー：
山口いづみ（vo）皆川太一（g） 山口和与（b）
松尾明（ds） 山本玲子（vib）
■曲目：
①The Gift (Recado Bossa Nova)
②黄昏のビギン
③パリの空の下 Under Paris Skies
④魅惑のワルツ Fascination
⑤イパネマの娘 The Girl From Ipanema
⑥いそしぎ The Shadow of Your Smile
⑦シャム猫を抱いて
⑧さよならを教えて Comment Te Dire Adieu
⑨おいしい水 Agua De Beber
⑩緑の季節（※2009年ver.）
■録音：2009年12月26,27日
ジャケットが 昭和レトロ満載でいいですねえ。
これ、昔のレコードの復刻ではないですよ。
去年の12月に録音された、れっきとした新譜です。
ライナーを読むと、この人 私より一級上だったんですね。
ビジュアル的には、とても５０代半ばとは思えぬ、艶やかさを
保っていらっしゃいます。 さすがに女優さんです。
そして、歌がまた可憐で グッド。
熟女の こってりとした厚ぼったい歌ではなく、日本語も交えた
素直で落ち着いた歌唱が次々と繰り出されます。
人の声って、基本は変わらないもの。
でも、若い時の彼女は、背伸びして大人っぽく歌っていましたが
今は、自然な大人の歌唱で魅せられます。
アルバムの最後で 緑の季節2009年バージョンを、ボサノヴァで
歌っています。 これ かなりいいですね。
爽やかで、アンニュイで、懐かしい・・
もう、涙がちょちょ切れそうです。(笑)
試聴はこちら
彼女がまた歌うきっかけが、医学博士でエッセイストの
海原純子さんのディナーショーを鑑賞し
「歌手が本業でない方でも、こんな素晴らしいショーができるんだ。
私も歌ってみようかな」と目覚めたとか。
４月７日から、東京・六本木スイートベイジルを皮切りに大阪、
名古屋でアルバム発売記念のライブも開催するとか。
「ボサノバに磨きをかけるためポルトガル語を習っています。」
ですって。
５０代は、なんにでもチャレンジできる年代なんです。
山口いづみ公式ブログ
というわけで、今日のラジオでは
山口いづみ・緑の季節2009年バージョン をおかけしましょう。
お酒の話題は 白隠正宗 生酛純米の試飲で。
私が出るのは、１１時１５分頃から よろしくね。
ＦＭハロー 76.1MHz
http://www.fmharo.co.jp/
